理科の自由研究におすすめ!陶芸と化学の話


こんにちは。白金陶芸教室の溝尻です。
9月に入り、だんだん涼しくなってきました。もう夏休みが終わり、新学期が始まりましたね。
7・8月の白金陶芸教室は、連日家族づれやご友人同士で陶芸体験にいらっしゃる方で賑やかでした。

また、学校の夏休みの宿題、『自由研究』で陶芸体験をしに、小学生・中学生が多くいらっしゃいました。

今日はその自由研究コースについてお話します。
触るとひんやり冷たくて、やわらかくて、楽しく形作ることができて、焼けば食器などとしても使える陶芸。なんて魅力的なんでしょう・・・
自由研究コースでは、専任講師のサポートのもとたっぷり2時間かけて制作していただけます。制作中の写真撮影と、焼成グラフなどが付いた自由研究用紙がつきます。
自由研究コースは、理科の自由研究にもおすすめです。
そのわけは・・・「釉薬」(ゆうやく/うわぐすり)にあり。

電動ろくろやてびねりで成形した作品は、一度約800で焼成し(素焼き)、素焼きした作品に釉薬をかけて再び窯で約1250で焼成します。その間、窯の中では熱せられた作品が化学変化を起こし、高温で溶けた釉薬はガラス質になります。
釉薬によって含まれている原料は異なりますが、鉄分など様々な金属成分が少し入っています。焼く前と焼き上がりでは色が変わる釉薬も多くあり、ずいぶん印象が変わります。
写真左のバケツに入っているのが水に溶いた釉薬で、素焼きした作品はこのバケツにつけて釉薬をかけます。
写真右は本焼きしたあとの作品です。こんなに色が変わります。

①インク瑠璃(薄紫⇒濃い青)jiyukenkyu-ruri-1

 

②黒(赤茶⇒黒)
jiyukenkyu-kuro-1

③織部(灰色⇒グリーン)
jiyukenkyu-oribe-1

④ピンク(白⇒ピンク)
jiyukenkyu-pink-1

写真はほんの一部で、教室には約20種類の釉薬を常備しています。

これら全てが化学変化を起こす前の鉱物の色と高温で酸化金属になって冷まされた色とで異なってくるのです。

釉薬の起源は諸説ありますが日本では薪の灰を水で溶いてかけた『灰釉』が古くから使われております。木の灰⇒器にかけて釉薬になるっていうのは『気づき』というよりも『遊び』でやってみた大胆な輩がいたんではないかと勝手に考えてます。

ちなみに緑は銅、青はコバルトの作用で発色させてます。黒の場合は弁柄10%以上で発色させてます。

⑤ガラス片を入れて焼成 (写真左は焼成前・写真右は焼成後)jiyukenkyu-glass-1

また、透明釉をかけてから器の一部にガラスの破片を入れて焼成することもできます。
当教室では青色・緑色のガラス片を用意しております。
もちろん、お好きな色のガラス片をお持ちいただいても構いません。

いかがでしたか?陶芸って知れば知るほど化学の知識との掛け合わせで楽しみが膨らむのです。。。

作る事も楽しいですがどんな仕上がりになるかは焼く温度、時間、窯で焼いている位置、器の厚さ、釉薬の濃度などによっても微妙に異なった雰囲気に仕上がります。

来年の夏休みまではまだまだ間がありますが、焼き上がりまで3週間かかりいただいてます。

お早めのご予約をお待ちしております!

お申込みはコチラ>>

☆体験概要☆

■制作時間:2時間
■制作個数:時間内いくつでも制作可能
■作品サイズ:自由
■持ち物:無し(エプロンは無料貸出しております。)
体験制作例 ペン立て、時計、貯金箱、お茶碗、コップ、お皿など

■基本料金:6,800円
■焼成費:別途必要
絵付け授業を追加される場合は基本料金9520円(30%OFF)+焼成費になります。
■備考:自由研究用紙、撮影DVD付き
■ 制作から焼き上がりまで3週間かかります。お急ぎの方は特急料金が発生いたします。

白金陶芸教室では他にも親子で楽しめる体験コースなどご用意しております。

夏休みに陶芸とモノ作りの思い出はいかがでしょうか?

是非一度遊びにいらして下さいね♪

白金陶芸教室のHPはこちら>>

溝尻


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